内職のように企業に雇用されて働くのとは異なり、在宅ワークで得る収入にはいくつかの種類があります。
それは、働き方、仕事の獲得方法ごとの違いとも言えます。
この記事では、在宅ワークの収入にはどのような種類があるのかを3つに分けて紹介していきます。
在宅ワーカーの収入3種
①企業内テレワーカーとしての給料
まずは、企業に直接雇用され、企業内テレワーカーとして仕事をするという働き方です。
そのような場合は、通常の雇用と同様に雇用企業から給料が支払われます。
契約内容によって時給・歩合制などの違いがあります。
②クラウドソーシングサービスからの報酬
案件を受ける為に、クラウドソーシングサービスに登録する在宅ワーカーもたくさんいます。
(クラウドソーシングサービスに関しては「内職の探せるクラウドソーシング」の記事にて説明しています)
クラウドソーシングサービス内で受けた仕事の報酬は、クライアントから直接支払われないことがほとんどです。なぜなら、多くのクラウドソーシングサービスが、クライアントとの直接取引を禁止しているからです。
当サービス外での契約、支払いを想起させる内容の仕事の依頼を禁止しております。
引用元: クラウドワークス仕事依頼ガイドライン
そのため、下図のような流れでクラウドソーシングサービスから報酬を受け取ることになります。
③クライアントからの報酬
特定の企業に雇用されるのではなく、また、クラウドソーシングサービスを仲介に入れることなく、個人事業主として、お客様(企業あるいは個人)から案件を引き受ける場合があります。
案件の大小にもよりますが、専属であったり、相当な量の案件でない限り、複数のクライアントを持ち、仕事を行うことが多いです。
この場合は、①でお話しした企業雇用の給料とは違い、案件ごとに報酬が支払われることになります。
支払われる報酬額は、案件ごとに違いますし、定期的に支払われるものではありません。
3種類の収入の大きな違い
在宅ワークと一口に言っても、色々な働き方があり、大きく3種類の収入の得方があることを紹介しました。
これらの収入は、どれか一つとは限りません(ただし、雇用先orクライアントとの契約によります)。
①~③複数の収入を得ている在宅ワーカーもいます。
そして、これらの収入3種類には、もう1点大きな違いがあります。
それは、②③は個人事業主として仕事を引き受けている点です。
個人事業主は、報酬を得るためにかかった費用も自分で負担していくことになります。パソコンも自分持ちですし、資料などを購入した場合も自分で支払います(もちろん確定申告の際、経費にすることができます)。
つまり、得た収入が丸ごと所得になるわけではない点に注意しなければなりません。