郵便受けに毎週のように投函されるチラシ広告。色々な情報を得たりするなど、楽しく眺める筆者のような者がいる一方で、「ゴミになる」「わざわざ捨てるのが面倒」等、投函しないでほしい、という声も少なくありません。
では、どうすれば投函をやめてもらうことができるのでしょうか?
以前、ポスティング会社で働いていた筆者が「チラシの投函をやめてもらう方法」を説明したいと思います。

チラシの投函を止めてもらう方法

チラシの投函をやめてもらう方法は2つあります。
ひとつずつ説明していきますね。

ポスティングスタッフは、適当に目についた家やアパートにチラシを投函しているわけではなく、決められたエリアの決められたお宅に地図を確認しながらチラシを投函しています。
つまり、チラシを投函する家と投函しない家を把握&管理しているのです。

ですから、チラシを投函しているポスティング会社に電話等で連絡し、「チラシの投函を止めてほしい」と伝えれば、投函をやめてもらうことができます。
注意が必要なのは、そのポスティング会社が配布している全てのチラシ投函がストップするので、「この広告は入れてほしい、この広告は入れないでほしい」というような細かな指定はできない、ということです。
例えば、割引券付きのチラシ広告というものがよくあります。この割引券付きチラシ広告を定期的に配布する広告主さんもいて、それを楽しみに待っている方も割といるんです。チラシ投函のストップを依頼をするとこのような割引券付き広告等も配布されなくなりますので注意してください。
また、「チラシの投函を止めてほしい」と言いづらい…という方もいらっしゃるのではないかと思いますが、ポスティング会社にはそのような方からの電話は珍しくありませんので、遠慮なく伝えてしまってOKですよ。

困ったさん

それでも電話では断りづらい

…という方におすすめの方法もあります。
郵便受けの投函口近くに「チラシの投函お断り」などと記載しておく方法です。
ポスティングスタッフは、この文言が書かれている郵便受けには、基本的には投函しません。複数のポスティング会社が投函していて「何社も電話して断るのは面倒」という場合や、「どこのポスティング会社が投函しているのかわからない・・・」といった場合に断る手段として有効です。
この方法の注意点も、一つ目の方法と同様に全てのチラシ投函がストップする、という点です。
一つ目の方法だと、電話で依頼したポスティング会社のチラシだけがストップしますが、こちらの方法は、全てのポスティング会社のチラシがストップします。「手間がかからないのでその方が良い!」という方にはメリットですが、特定のポスティング会社の投函だけを止めたい、という場合は注意が必要です。

クレームを入れたい場合

困ったさん

広告の投函が嫌なわけではないけど、投函方法やスタッフの言動が気になる

…という場合にはどうすればよいでしょうか?
そのような場合も、ポスティング会社へ連絡すればOKです。
上でも記載したように、ポスティング会社は、どのスタッフがどの家に投函しているのかを把握しています。
ですから、気になる点があれば、ポスティング会社へ伝えることによって改善してもらうことができます。

注意してほしいこと

焦ったさん

チラシの投函を止めてもらったつもりが、フリーペーパーまで届かなくなってしまった…

地域によっては、個人宅にフリーペーパーが投函される場合があります。
フリーペーパーにも色々な種類がありますが、中には、地域に密着していて、毎月楽しみにしている読者さんがいるようなフリーペーパーも存在します。
そのように、確固たる地位を築いているフリーペーパーであっても、「チラシ」と分類される場合があります。
そのようなフリーペーパーは、一般の方から見ると、地域のお店の情報やイベント情報等が載っていて、一見「チラシ」とは感じられないかもしれませんが、フリーペーパーは、広告主さん達の広告料によって成り立っているものなので、「広告」と考えることができるからです。
チラシ投函のストップを検討する際には、そのようなものを含め投函がストップされることに注意していただければと思います。